<   2018年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 

ベーコンと舞茸のキムチ和えパスタ

b0199933_18355439.jpg

娘が家にある材料で...と作った、キムチで和えたパスタがとても美味しかったので!


正しい女たち 千早 茜著


b0199933_18360521.jpg

人それぞれ主観も違うし、感じ方も違う。それぞれの登場人物が正しいと思って行っている行為を理解することはできるけど、共感することは難しい。何が正しいのかも考え方の違いで変わってくるもので、絶対ではないのですから。正しいと思って行っている女の心にぞくっとするような恐怖も含んだ話などが6編収録されています
[PR]

by mamakoba | 2018-11-29 18:37 | Comments(0)  

栗入りのマドレーヌ

b0199933_14320405.jpg

栗の甘露煮を作ってあるので、マドレーヌに入れて作りました。


田園発 港行き自転車(上下) 宮本 輝著


b0199933_14332213.jpg

出張で宮崎に行ったはずなのに、富山の滑川駅で突然亡くなった父。なぜなのか?と15年後絵本作家になっていた娘の真帆は父の足跡をたどるために富山へと向かう。後に父の残した15歳の少年佑樹の存在を知ることになるが...佑樹を取り巻く大人たちの優しさ。でも悲しんでいた人もあるだろうことを思えば複雑な気持ちも。東京、京都、富山の三都市で暮らす人々が運命的に交差して繋がっていく。第1章から立山連峰、富山湾の入善漁港、黒部川の清流、左右に拡がる黒部川扇状地と呼ばれた広大な田園地帯、その扇の要となる地点の赤いアーチの愛本橋...高校卒業後、東京の生活に馴染めず、故郷に帰ることになった千春が、自分の生れ育った故郷を語る言葉に引き込まれます。ゴッホの「星月夜」を模写するほど愛していた真帆に、父はあるところに行ったら、ゴッホの「星月夜」に出逢えるぞ」と言っていたことを思い出し、愛本橋の上でここに違いないと確信する場面があるのですが、私も愛本橋からの星月夜をこの目で観てみたいと思いました。小説の中に出てくる地名、場所など想像して読むのもまた面白いです。数年前に黒部に行った時、立山駅から宇奈月温泉まで富山地方鉄道に乗ったことがあるので、愛本橋の近くを通ったのか...と興味深かったです。


[PR]

by mamakoba | 2018-11-22 14:49 | Comments(0)  

豚肉とコンニャクの味噌炒め


b0199933_15331287.jpg

今年もお味噌が出来ました。豚肉とちぎりコンニャクを胡麻油で炒め、味噌と酒、味醂、砂糖、醤油に豆板醤を入れた合わせ調味料を混ぜながら炒めて味付けします。


離陸 絲山秋子著


b0199933_15381832.jpg

国交省から山奥の八木沢ダムに赴任して4年が経った真冬のある日、佐藤弘は突然訪ねてきたイルベールと言う外国人の男から「サトーサトー。女優を探してほしい。」と言われる。それは弘をあっさり捨てた元彼女だった。と言うところから始まる。次の赴任先はパリのユネスコ本部。そこでイルベールと再会し、30年代に書かれたという謎の記録文書の解明を託される。そこに写っている東洋人の女性がその女優だった。自らの意志に反して、行方不明になっている「女優」と呼ばれる元彼女の行方を探すことになって行く弘。イルベールに子供をあずけて失踪した女優。弘と引かれ合い結婚したフランス女性。人と人との不思議なつながり。女優を探すうちに弘は様々な大切な人の突然の死に直面するのです。死にゆくことは、この世から「離陸」するようなもの、飛び立って次の旅に出ること。この物語の中では謎が謎のままで終わるので、私には消化不良ですが、それがこの物語の面白さなのでしょうか。弘の人生を2010年から15年間にわたって追った物語。


[PR]

by mamakoba | 2018-11-15 15:40 | Comments(0)  

南瓜プリン

b0199933_16511603.jpg

南瓜をたくさんいただくので、裏ごしして冷凍してあります。裏ごしした南瓜があると、プリンも簡単に作れます。カラメルソースを型の底に敷きます。材料(南瓜、グラニュー糖、卵、生クリーム、牛乳)を全部混ぜて漉したら、天板に水を張って焼くだけです。


霞町物語 浅田次郎著


b0199933_16514686.jpg

霞町と言う地名はとうに東京の地図から消されてしまい、青山1丁目と天現寺、六本木と渋谷を結ぶ都電の乗換だった霞町の交差点は西麻布と名を変えてしまった。東京にはまだ街の中を網の目のように都電が走っていた時代、生まれ育った麻布十番の周辺にしても、東京オリンピック開催の波にのまれて次々に撤去されて、街の様子がどんどん変わって行った頃、都立の進学校に通う高校生の僕はディスコに通い、酒、タバコ、車でドライブ...そんなに遊んでいても皆良い大学に進学していたようですが、同じ頃東京で育った私でも結構、衝撃です!浅田さんの高校時代をモチーフにした自伝的小説?写真館を営む祖父、祖父の弟子であった父、母と暮らす高校生の青春時代のエピソードを描いた8編からなる連作短編集。すでに認知症のある祖父が花電車を撮る話。美しかった元深川芸者の祖母の秘密。笑えて、泣けて、人間味あふれるエピソードがつまっていました。昔読んだのですが忘れていた話がまた思い出されて、改めて良い話だと思いました。


[PR]

by mamakoba | 2018-11-08 16:54 | Comments(0)  

きゃらぶき

b0199933_17444129.jpg

今頃?蕗は初夏の味ですよね。柔らかそうなのが畑にたくさん出ているからと農家の方が採ってくれたのです。細いので皮を剥かずに柔らかく茹でて、保存の効くようにお醤油の濃い佃煮風のキャラブキにしました。ご飯のお供に欲しくなる味になりました。きゃらぶきとは、蕗(フキ)を伽羅色に煮付けた料理。


キネマの神様 原田マハ著

b0199933_17452138.jpg

管理人の仕事をしている79歳の父親が心筋梗塞で入院した時、留守番を頼まれて、管理人日誌を読んでいると、それはびっしり映画日誌のようなものになっていた。17年分200冊以上もの。最後の1冊は平成元年11月から12月「ニュー・シネマ・パラダイス」の感想。「ああ、俺はほんとに映画が好きだ。映画が好きで、映画を観続ける人生でよかった」と涙が止まらなかった。と書いてあったのです。映画好きの気持ちわかります。同じ映画を15回も観たなんて人、まわりにもいましたから。そんな父親はキャンブルで借金まみれの返済を返そうと、麻雀で大勝負を張り、ボロ負けした挙句心筋梗塞で入院。その借金を娘に返してくれなんて言う親なんて願い下げですよね。娘の歩はシネコンがあちこちに出来始める頃、シネコンを立ち上げるべき頑張っていたキャリアウーマンだった。しかし社内の嫉妬、偏見に悩まされて退職。失業中の身に借金の返済なんて無理。歩は年金手帳を預かってそこから毎月返済していくと宣言。映画だけは観られるからと言い聞かせて。ふて腐れた父親だったが歩に教わり、パソコンを覚えて、映画ブログをのぞいて過ごした。そこに歩の文章を投稿したのが縁で歩は映画雑誌社に映画ライターとして就職することになる。そこに父親の映画ブログが連載されたり、父親の通っていた消えゆく名画座を残そうと運動したり、映画愛が、様々な奇蹟を起こすのです。やっぱり映画館で観る映画にはワクワクさせられますね。。新しい何かが起きそうな、狭い自分の範囲にない世界のどこか遠くに連れて行ってくれる、そんな気持ちになります。片桐はいりさんの解説がまた素敵です。お二人の映画への愛を感じました。

先週、樹々希林さんの遺作となった「日日是好日」を観ました。(出演、黒木華、多部未華子、樹木希林) 茶道教室に通った25年について記した、森下典子さんのエッセイの映画化。

大学生の典子は母の勧めで従妹の美智子と共に、週に一度お茶の稽古に通い始める。タダものでないと評判の武田のおばさんの茶室で、初めて目にする作法に戸惑うばかりだけど、先生から「意味なんてわからなくていいの。お茶はまず形から」と説かれるのだ。やがて就職、結婚で美智子が去り、失恋や就職の失敗、悩みや挫折を味わいながらも、ひとりお茶の稽古に通い続ける中で続けて行くことの大切さを学び、成長していく茶道教室の25年間の物語。ほとんどがお茶のお稽古の映画ですが、面白かったですよ!


[PR]

by mamakoba | 2018-11-01 17:48 | Comments(0)