ブラックベリーのシロップとベリーとヨーグルト風味のババロア

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今年のベリーもたくさん収穫できました。

ベリーと同量のグラニュー糖を何キロも入れてシロップを作りました。氷とタンサンで割ったジュースは美味しい!と飲んでくれるのが嬉しくて。
シロップとヨーグルト風味のババロアも作りました。


サラバ(上・下) 西 加奈子 
152回直木賞受賞作

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子供の頃からマイノリティであることに情熱を傾け皆の注目を集めるために奇行に走る、変わり者の貴子という姉とチャーミングだがその姉と衝突ばかりしている母。真面目でおとなしい父。そして家庭の全ての問題から逃げてばかりの主人公の歩、4人家族の30年余りの物語。歩は父の赴任先のイランで産まれ、1歳半の時にホメイニによる革命があって、日本に帰国。小学校の1年の時に再度、父の赴任でエジプトのカイロに行く。そこでヤコブという同い年の少年との運命的な出会い。言葉も通じないのになぜか分かり合える二人に「サラバ」という合言葉が生れるのです。エジプトで父宛の1通の手紙を受け取ったために離婚せざるを得なかった両親。その訳も最後に明かされるのですが...帰国のため、ヤコブとの突然の別れと家族の崩壊。大阪で中学高校を過ごした後は家族から逃げるように東京の大学へ。一時は雑誌の記事を書くライターとなり、世界を飛び回るような存在にもなるが、またも姉の奇行のストレスなどの心労も重なり一気に自信を失う。同時に仕事も断り、楽な方へ楽な方へと流れ、働くこともやめてしまう。そんな歩に対して、様々な困難や経験を乗り越えて大人になった姉が言う。「歩むには芯がないの。それがないから揺れているの。信じるものを見つけなければいけない。あなたは誰かと自分を比べてずっと揺れていた、あなたが信じる物を、誰かに決めさせてはいけないわ。」あんなに自分たちに迷惑をかけた姉の言うことをすぐには受け入れられない歩だったけど、「あなたを愛している。歩、歩きなさい」という姉の切々とした手紙の言葉は、歩の心を乱す。ヤコブとの再会は?歩の再生は?と物語の展開に引き込まれます。本には印象に残る言葉がたくさんちりばめられていますね。イランのテヘラン、エジプトのカイロは、実際に西加奈子さんが幼少時代を過ごしたところだそうです。


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by mamakoba | 2017-07-27 12:37 | Comments(0)  

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