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煎り酒

室町時代から作られた調味料でいまは表舞台から姿を消してしまった「煎り酒」という調味料が見直されているとの情報を得て作ってみました。

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作り方は昆布を浸けておいた純米酒に梅干しと鰹節を入れ、コトコトと弱火で半量くらいになるまで煮詰めたら塩加減をして、冷めたら晒し木綿でこして出来上がり。出汁の旨み、梅干しの酸味、適度の塩分で醤油よりあっさりとした淡白な味わいです。醤油が手に入りにくかった江戸時代には各家庭で作っていたようです。今は日本料理店や料亭などで白身魚を食べる時によく使われているとのことです。作ってみて思ったのですが、お酒を煮詰めて作るため少量になっちゃうのですごく不経済!お醤油があってよかったですねぇ。
この煎り酒はお豆腐にかけても、きゅりの和え物には酸っぱすぎずやわらかい味で美味しいですよ。

つくばの藤沢バラ園

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今年は5月が異常な暑さで、バラもびっくりして早く咲いてしまいましたね。何とか間に合ったようで、満開のばらを観てきました。でもバラは開きかけが美しいのに...ちょっと残念です。

by mamakoba | 2015-05-28 16:47 | Comments(0)  

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